8月30日から31日にかけて、宗像市大島にて「大島キャンプ」と称し
泊り込みでのレクレーション&懇親会を行いました。
役員含めての参加者は12名。そのうち7名が宿泊しました。
▼まずはフェリー乗り場へ。
昨日は雨。30日もどことなく湿った空気で、風は少し強め。
雨は降りそうにないものの、海の波は高そうだなあ、と思いながら
東郷駅に到着しました。
駅に来るのは7人。今回初めて参加くださる方もいます。
引率担当の栗岡は少し早めに到着したのですが、
みなさんも予定より早く到着しました。
買出し組の3人も加わって、いざフェリー乗り場へ!
東郷駅周辺は緑がいっぱいです。
それもそのはず、近くには交通の神で有名な宗像大社があります。
この近くに「鎮国寺」という空海ゆかりのお寺があり、
かなり多くの種類の桜が植わっているらしいのですが、
それはまた別のお話。
フェリー乗り場がある神湊では、今回、いやいつもお世話になっている
学習指導員の山口さんが出迎えてくれました。
乗船。港の中なのでまだ波は穏やか。
船なんて数年に一度乗るか乗らないかなので、
それだけで好奇心と不安が沸いてきます。
船中は観光客よりも大島の住民の方が多い模様。
15分程度で着くといっても、やはりそこは隔離された土地。
島暮らしって大変そうだなぁ。
いよいよ出航です。
さらば、九州。
やっぱり外海は波が高い!
波のリズムに合わせて重心が上下斜めに揺さぶられます。
酔わないように波に重心を合わせる感じは、どことなく
馬などの生き物の背中に乗っているのに似ていました。
海って生きてるんだなぁ。
その瞬間、キャー!との悲鳴。
全身にかぶる冷たい水。
森山さんごめんなさい、カメラ濡れちゃいました。。。
ぼーっと海を眺めてたんですけど、
海の色ってメタリックなんですよね。不思議。
こんにちわ、大島。
荷物は山口さんのワゴン車に積んで、
みんなで歩いてまずは山口さん宅へ向かいます。
山口さんは大島在住の漁師さん。
現地で借りたりいただいたりする物のほとんどは山口さんからのご提供です。
いやー、ほんと申し訳ない。
町並みはいい感じにレトロ。
海沿いには浮かぶ漁船や竹竿にかかる漁網など、
漁師町の景色が続きます。
着いてまずは、バーベキューの準備!
野菜を切るのに女性陣が回っていただいて、
その他、大方の準備は山口さんがしてくださってました。
着火もしていただいて、さて火をおこしましょう。
んー、風が強くて一気に火が強く回ります。
グリルを置いた駐車場は海と山に面し、
海には防波堤が伸びて幾人もの釣り人達が釣り糸を垂らしていました。
我々を乗せてくれたフェリーが帰っていきます。
ああ、これで大島に残されたんだね、私たち。
焼こう、焼こう。
火をおこしていた男性陣の手には既に缶ビールが。
暑くって飲まなきゃやってらんないよね!
豪華なお肉もそうですが、何より写真奥に見える大量のサザエ!
サザエってこんなにいるんだ!ってくらいの量。
食べきれるだろうか、っていうか食べきれるわけがない。
こんなにあると、存在するだけでもったいないという印象です。
焼く、食べる、飲む、焼く。
日も沈んでないのにできあがった会場に、
日大通信校友会の方々まで来てくださいました!
「校友会」とは卒業生で構成されるOB会です。
第6期生や通教応援団初代団長などなど、錚々たる顔ぶれが
4名もバーベキューにご参加くださいました。
今とは大きく違ったかつての日大通教の様子をお話くださったり
果ては日本大学校歌も熱唱くださりました。
初めて聴いたよ。
楽しい時間もあっという間。
3時間飲み食いしたら、もうフェリー最終便の時間です。
9名の方が日帰りということで、宿泊組もお見送りです。
紙テープってフェリー乗り場の売店に売ってるもんなんですね(笑)
ああ、悲しいお別れ。
ですけどみんな笑ったりカメラ撮ったりしてる。そりゃそうだ。
紙テープ持っての見送りの経験ってまずできないですよねー
半数以上帰っちゃって、どことなくアンニュイ。
さてこれから何しよう。
帰り際に脇の神社に寄り道。
大島・宗像大社中津宮には「天の川伝説」発祥の地、という歴史が残っており、
なんとこの写真左に流れている小川が「天の川」なんだそうです。
なんとも浪漫的で、国文学のよい刺激になりそうです。
日が暮れてきました。
お片づけもほどほどに、お酒で火照った顔を海風に晒します。
そうこうするうちに真っ暗に。
石を遠投したり水切りしてたら、石の中に少し不思議なものを発見。
石じゃない。素焼きっぽい。
握ってみると人の指を感じる曲線で面が作られています。
きっと人により手びねりでこしらえられたものなのでしょう。
粘土の中に不純物がかなり混じっているのが妙にリアル。
戦前あたりの庶民が使っていた器の破片が海に流され、
波や海底に削られ丸くなり、長い年月を経て、
ここ大島に打ち上げられたのかな、という想像が私の頭に巡りました。
場所を移してまだまだ続くよバーベキュー!花火大会!
山崖を背にして風除け。
それでも花火をするには風が強すぎる模様。
それより普通のデジカメじゃ花火撮れないよ!
実は海の向こう、香椎でもこの日は花火大会で
小さいながらも打ち上げ花火も楽しめましたよ。
そんな頃、肉体疲労とお酒が抜け始めたことで
MAX LIFEが少ない栗岡はかなりグロッキー。
失礼して防波堤の上で横になってたら
いつの間にか撮られてた!
写真整理してる段階で初めて気付いた!びっくりした!
バーベキューも花火もあらかた片付いて、
場所を大島西区の集会場へ移します。
キャベツとモツ、手羽先が余ったので、
全部ぶち込んでもつ鍋にして、3次会です。
この頃でもう、どんだけ飲んだんだろう。
とにかくしんどかったのしか記憶にないです。
むくみの朝。大島の朝。
なんでそんなに爽やかなんだ、大島。
山口さん宅で朝食をいただきました。
まずはサザエご飯!なんだこれは!美味しすぎる!
あまり空腹感はなかったのに、たくさんいたいだいてしまいました。
ほかにもアジのつみれのお味噌汁や、かつお菜の和え物とか
朝にはご馳走すぎる献立を並べてくださったのですが
なんで私写真撮ってない!
満腹になってまずするべきことは、お世話になった山口さん宅や
集会場のお掃除。
バーベキュー会場は朝早く山口さんが片付けてくださったそうです。
・・・申し訳ない。
山の方にある「さざなみ館」という公営施設に
温泉があるということで、みんなで軽トラの荷台に乗って出発。
道交法?積載重量?だから何。
と、いきなり対向車にバイクに乗ったお巡りさんの姿が!
緊張の糸が走るも、お巡りさんはサングラス越しにこちらを凝視したまま
すれ違い通りすぎていきました。
思わずもれる笑い声。ほんとごめんなさい。
近すぎてうまく写真取れなかったのよ。
荷台で受ける風が心地よい。
おとといきのうの雲がウソのよう。
空には青空が広がっています。
着いたよ、さざなみ館。
こちらのさざなみ館、なんと翌日9月1日で閉館だそうです。
初めてで最後の温泉をいただきましょう。
自分の汗かと思ったら、塩辛いのは大島の温泉。
島だからというわけだけじゃないようで、
岩塩が採れるほどの塩化物泉だそうです。
肌にもよさそうだね。
これで大島キャンプはおしまい。
フェリー乗り場まで送ってもらって、
帰るまでがキャンプですよ!
またね、大島。
森山 ― 2008-09-03 (水) 19:08
いいな~大島。
写真のBBQ見たらやりたくなってきましたけど、もうシーズンオフっぽい季節になってきましたね。
さざなみ館閉まるんですか…
去年リニューアルしたような気がしたけど、、、
もう閉まってしまうんですね。
残念です。